短期間で伸ばす意外なリスニング力UPの方法

3ヶ月で英語リスニングを伸ばさなければいけない人のための短期間で伸ばす意外なリスニング力UPの方法~不安なく英語が、しっかりと理解できる~
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短期間でリスニング力向上に成功した実例

序章.少しの違いで大きく変わるリスニング能力!

「けっこういいスコアが取れちゃいました、860点です。」

金濱さんは満面の笑顔でTOEICの報告をしてくれました。

 

しかし、彼にとって何より嬉しかったのは、トータルスコアそのものよりも、苦手だったリスニングセクションを3ヶ月足らずで目標をはるかに上回るスコアを取得したことでした。

 

英語のリスニングは、ラジオやテレビの英語講座や、CD教材などを使って、コツコツとやっていてもなかなか伸びないと感じている人は多いようです。

 

しかし、実際には、それほど時間をかけなくても、確実に着実にその能力を伸ばしている人達がいることもまた事実です。

 

では、この両者にはどんな差があるのでしょうか?

その差は、ずばり「取り組み方」の差です

つまり、リスニング力の大幅な向上に成功した人と、そうでない人との違いは、学習(練習)方法に差があるだけなのです。

 

もし、これから紹介する練習方法さえ、あなたが身につければ、短期間でリスニング力をアップさせる事ができます。

 

初めに、実際にリスニング力向上に成功した2名の実例を紹介しますので、ご参考にしてみてください。

その1.この2人のリスニング練習と同じコトをしていませんか?

まず、一人目は、上述の金濱さん(30歳男性)です。

「自分は聴覚能力に障害があるのかもしれない・・」

彼は、私に本気でこう話す程、深刻に、自分の全く聞けるようにならないリスニング能力に苦悩していました。

 

昇進要件の1つにTOEICで730点が義務付けられている外資系の企業でエンジニアをしていた彼は、その悲惨なリスニング力のせいで、これまで何年も苦労しているのに、なかなか600点を超えることができませんでした。

 

スコアを見せてもらうと、確かに、リスニングセクションが200点にも達していない状況でした。

 

そして、もう一人は、後藤さん(33歳男性)です。

 

彼は、会社からは特にTOEICのスコア獲得を要求されていたわけではありませんが、周囲の同僚達が、TOEICを受けて「○○○点だった」という話を聞いているうちに、「負けたくない」と思うようになったそうです。

 

というのは、彼は、その時点ですでにウチのスクールで1年以上英会話のレッスンを取っていて、会社の同僚達も彼が"英語好き"であることを知っていたからです。

 

ところが、実際にTOEICテストを受けてみると、そのリスニングセクションのあまりの"速さ"に全くなす術がなかったそうです。

 

スコアも予想通り、400点台の前半で、英会話クラスではそこそこ聞けたつもりでいたリスニングが、テストでは、三分の一の正解率にも達していないことに大きなショックを受けていました。

 

この金濱さんと後藤さんですが、二人には大きな共通点が3つありました。

1.過去1年くらい、テレビ講座、ラジオ英会話やそして、ヒアリング教材をいくつかこなしてきていた。

 

2.あまり時間をかけず、できれば3ヶ月以内で、遅くとも半年以内には、リスニング力を大幅に向上させ、TOEICでの目標スコア(金濱さんは730点、後藤さんは650点)を取りたい。

 

3.仕事が忙しく、平日に取れる一日の学習時間は通勤時間を除くと20~30分くらいである。

そして、さらに、大きな共通点として、二人とも、それまでの練習法から全く成果を得ていなかったので、リスニング対策の取り組みに対して、全くの「行き詰まり」を感じてしまっていたことでした。

 

つまり、どれだけ教材やラジオ講座を通じて、聞き取り練習を重ねてみても、既に反復練習を行った音声なら聞き取れても、新たに初めて聞くものは、一向に聞き取れるようにはならなかったのです。

 

そこで、私は、二人に、"今までとは全く逆のアプローチ方法"を紹介し、その方法がなぜ、リスニングに効果的になり得るのかを説明し、そのための有効な練習方法を提示することにしました。

この練習を継続した結果、金濱さんと後藤さんはどうなったと思いますか?

 

金濱さんのTOEICスコアは、3ヶ月後に730を突破し、その後、6ヶ月後には860点にまで到達しました。

 

また、後藤さんも、2ヶ月後には、600点を突破し、その2ヶ月後には660点を、また、それから4ヵ月後には、730点を取ることに成功されました。

 

それでは、二人がこれほど結果を残せたポイントは何だったかを、詳しくご説明していきたいと思います。

その2.これが盲点!短期間でリスニング力をUPさせるポイント!

二人が短期間で成果をだせたポイントを正確に理解していただくため、ここで、一つだけあなたに質問したいと思います。

 

あなたは、読解力をつけようと思ったら、 どんな練習法を思い浮かべますか?

普通、真っ先に浮かぶのは、「読解練習」だと思います。

 

リスニングについても同じように考えている人が多いと思います。かつての私もその一人でした。

 

つまり、リスニング力をつけたいのなら、ネイティブの英語をできるだけたくさん聞くこと、すなわち、「聞き取り練習」をたくさん行うことが大切である、と信じて疑わなかったわけです。

 

しかし、この「聞き取り練習」を自分なりにはそこそこ頑張ってやっているつもりなのに、成果を感じることができないと、嘆く人が多いのではないでしょうか。

 

そうすると、「まだ聞き取り練習が足りないんだな」と思い、さらに練習をしなくてはと思う人も少なくないとは思うのですが、なにせ時間のない身である以上、一日に取れる時間はどうしても限定されてしまいますよね。

 

そうこうしているうちに、気が付くと、半年が経ち、1年が経ち、「自分には才能がない」と感じ、だんだんあきらめモードになる人が増えていってしまいます。

 

私のお勧めの"今までとは全く逆のアプローチ方法"とは、「聞き取り練習が足りない」とか「自分には才能がない」と思う代わりに、リスニング対策のために「聞き取り練習」をする、という"これまでのやり方"そのものを疑うことから始めます。

 

つまり、リスニング力を伸ばすうえで、聞き取り練習以外に、何か他に、もっと有効で大切な取り組みがあるんじゃないか、と考えてみるのです。

 

そこで、浮かんだのが、「英語を理解する」ということです。

すわなち、英語のリスニングでは、ネイティブスピーカーがあの独特の発音とスピードで我々には非常に聞き取りにくい話し方をするために、専門家も含めて、多くの人が、英文の「音声」そのものを聞き取る側面ばかりに目をとらわれてしまいがちです。

 

しかし、リスニングをするうえで同様に重要なことは、彼らの話す英文、英語を、しっかりと素早く「理解する(聞き取った音声を素早くイメージ化する)」ということです。

 

英文を理解することができる、ということは、書かれた英文が読解できる、ということでもありますが、リスニングでは、読解練習の時とは違い、ネイティブスピーカーが話す速度に合わせて、かなりのスピードで英文を理解していくことが必要ですよね。

 

書かれた英語なら、自分のペースで、わかりにくい箇所があれば、そこで目を止めて、時間をかけて理解する、ということも可能ですが、リスニングでは、ネイティブの話がこちらの都合に合わせて、速度を緩めたり、止めたりしてくれることがないからです。

 

このようなスピードの伴った英文への理解ができなければ、どれだけ、聞き取り練習を通じて英語の音声に慣れてみても、英語のリスニング能力は、大きく向上することはないのではないでしょうか。

その3.英語を素早く理解するために!!

それでは、実際に、ネイティブが話すスピードに負けないくらい速く英文を理解できるような能力を身につけるためにはどうしたらいいのでしょうか?

 

そのためにはまず、英文の語順に慣れることで、その意味を語順通りに理解できるようになるための取り組みをすることです

英文を語順通りに理解できるようになることは、英語リスニングにとって、最大のカギであると言っても過言ではありません。

 

先程少し触れましたが、書かれた英文なら、わかりにくい箇所があれば、そこで立ち止まって、一旦、文末まで読んでから、また、その箇所に戻ったりして、構文を次第に解明していく、というような"技"を使うことも可能です。

 

しかし、実際にネイティブが英語を話す際には、英文は、常に「文頭」から「文末」に向けて、逆戻りすることなく、当たり前のことですが、「英文の語順通り」に耳に飛び込んでくるのです。

 

この時に、書かれた英文を理解する時のような"技"を使う余裕はありませんよね。

 

そうなると、当然、リスニングをする際には、耳に飛び込んでくる英文の語句を、まさに飛び込んでくる語順通りに理解することができなければ、最終的に意味を把握することが難しくなってきてしまうのです。

 

それでは、英文を語順通りに理解していく、とは、具体的にどのような状態なのでしょうか?

 

わかり易くするために書かれた英語で考えてみましょう。下の英文を見てください。

 

(例文)You won't find the country in the Guiness Book of Records because detailed official birth records only began to be kept there after 1949.

この文を英文の語順通りではなく、日本語の語順に照らして理解する癖のついている人は、英文を一旦、終わりまで全て読んでから、また、前の方に戻りながら、"日本語"として適切な語順で、英語を把握しようとします。

 

そして、出来上がった

「詳細な公式出生記録は1949年以降になってからようやく残され始めたので、その国をギネスブックの中に見つけることはないでしょう」

という日本語の語順で意味を理解しようとします。

 

ところが、このように日本語の語順に直して英語の意味を把握する習慣がついてしまうと、必ず英文を最後まで読んで(聞いて)後ろから前へ"戻り読み"をしないと解釈できなくなってしまいます。

 

これでは、猛烈な速度で話される英文を、そのスピードのままに理解することは到底無理ですよね。

 

それに対し、この英文を語順通りに理解できるならどうでしょうか?ちょっと下の図を見てください。

英文の語順通りに英語を理解できる

この図で示しましたように、英文の語順通りに英語を理解できるということは、英語の意味を日本語の完成した文章に置き換えなくても把握できる、ということでもあります。

 

しかも、図2と図1を比較してみればわかるように、図2では、日本語の語順におきかえるプロセスが少ない分だけ、英語を理解するのに要する時間も、相当に短縮することができるはずなのです。

 

理解に要する時間が短縮されるということは、英語を聞きながら、同時に、その内容を理解していくことができるようにもなるわけです。

 

言い換えれば、英文の意味を即座にイメージとして理解できるようになる状態です。

 

このように、ネイティブの話す速度にも負けないくらいに"速い"頭の回転スピードを身につけ英文を理解していくこと。このスピードこそが、あなたのリスニングを大幅に上達させることにとって真に大切な要素なのです。

 

そして、この聞き取った英語を素早く理解していくための練習をすることこそが、今のあなたに本当に求められている取り組みなのではないでしょうか?

 

それでは、実際に、英文を語順通りに素早く理解していけるようにするための具体的な取り組みとはどのようなものでしょうか?

 

なんか、ものすごく手間がかかって、難しいことをやらなくてはいけないような印象があるかもしれませんが、これが、そうでもないのです。意外な程にシンプルで時間もかからないやり方なのです。

 

これから、あなたに、そのやり方を、説明していきたいと思います。

その4.リスニング短期上達の実践トレーニング法

「聞き取った英語を素早く理解していくための練習」 とは?

それは、自分の言いたい事を英文でどう表現できるかを具体的に考えるという、かなり能動的な練習です。

 

私自身、この練習を開始するまでは、どれだけ聞き取り練習を重ねてみても、ネイティブが話すスピーディに展開していく英文の意味を語順通りに、素早く理解する力はついてはきませんでした。

 

その原因として"リスニング練習=ネイティブの英語をひたすら聞く事"という常識に縛られていたために、英語の音声にはそれぞれ実は意味があり、音声を聞き取るばかりでなく、その音声の意味も同時に理解(イメージ化)できるようにならなければ、それこそ"意味"がない、ということを見落としていたためでした。

 

実は、短期間で英語を正確に聞き取れるようになるための重要なポイントは「言いたいことを英文でどう表現するかを考える」という、あたかもスピーキング力を養成するかのような能動的な取り組みだったのです。

 

なぜなら、このトレーニングを続けていくと、自分の頭の中にある"イメージ"を英語で素早く表現する技術が磨かれていくため、逆に英語を聞いた際にも、その意味を素早く頭の中に"イメージ化"させ、理解していくことが可能になるためです。

 

その後、自分の英会話教室を立ち上げてから、実に多くの人達が、あの頃の私と同様に、リスニング上達の行き詰まりを感じていることを知りました。

このトレーニングでリスニング力を大幅にUPさせた金濱さんや後藤さんの結果を目の当たりにして、他の多くの受講生から、そのような練習内容が具体化されているような理想的な教材が市販されていないか、よく聞かれるようになったからです。

 

私も仕事柄、様々なテキストをチェックする機会に恵まれているので、いろいろ探してはみましたが、実際には、従来通りの"聞き取り"練習中心の教材の域を超えるモノはなかなか見つけられませんでした。

 

しかも適切なテキストなしで、方法だけを抽象的にアドバイスしていると、受講生の人達の上達の度合いにはどうしても"ばらつき"が出てしまいました。

 

しかし、私には、自分自身の体験や上述の受講生の例からも、正しく取り組めば、リスニング力の改善を実感するのに、本当はそれほど長い時間は必要ないという信念がありました。

 

ネイティブが普通に話す速度を理解できるレベルになるまで、適切な取り組みと練習を"毎日"継続できれば、本来なら3ヶ月もかからないはずなのです。

 

しかし、実際には本当に多くの人が何年もかけて"なかなか伸びない"と苦労しているのです。

 

そこで、私は一念発起して、オリジナル教材(英語筋力増!教材)を作成することを決意しました。

 

この教材では、英語を聞き取ること自体よりも、"聞き取った"英語の意味の理解速度を上げるための練習に重点を置いています。

 

そして、最終的に、"英文の構造に慣れ、英語の語順通りに意味が理解できていく"能力を養成することを、当教材の最大の目標にしました。

 

その結果、自ずと教材構成そのものも、従来の"イングリッシュ・シャワー"方式と大きく異なり、どちらかと言うと、一見、スピーキングのための練習のようなものになりました。

 

また、当教材をより実践的な内容にするために、当校のネイティブ講師達や英字新聞のスタッフライター達の助けを借りる必要がありました。

 

実際に彼らネイティブスピーカー達がどのような構文や語彙を用いて日常会話を行うのか、ということを学習者が体感できるような構成にしたかったからです。

 

具体的には、当教材の課題に用いているスピーチ原稿全体を、彼らが日常的に用いる、使用頻度の高い語彙表現を厳選して盛り込むよう注意しながら、彼らネイティブスピーカー達によって執筆してもらいました。

 

そして、この教材を3ヶ月間継続すれば、あなたのリスニングが大幅に改善することができる、そんなノウハウを徹底的に詰め込こんであります。

 

また、このトレーニングのもう一つの大きなメリットは、スピーキング練習のノウハウを基礎にして、リスニング力を徹底的に鍛える構成なので、リスニングに負けず劣らずスピーキングまでも上達するという点です。

 

多くの受講生の例を通じて、リスニングもスピーキングもどちらかだけが個別に伸びるというのはむしろ不自然なのであり、本来、両者は同時に伸びていくべき性質の能力だからです。

 

ご興味のある方は是非、次ページで教材内容をご確認ください。