リスニングのための英単語の覚え方

これならできる!無理のない英単語の覚え方 リスニングのための英単語の覚え方【SEC英会話スクール】三重県桑名市筒尾1-13-29

リスニングのための無理のない英単語の覚え方

1.リスニングでは、考えている暇はない!

ネイティブの英語を聞いていて、何かわからない単語が一語出てくると、それだけに意識がとらわれてしまい、その後の話についていけなくなってしまうことは、よくある話です。  

特集の2で話しましたように、一語や二語、わからない単語が出てきても、気にせずに最後まで集中力を失わないようにリスニングすることはもちろん大切ですが、同時に、少しでも多くの語彙を増やしていく取り組みも行っておきたいものですね。

しかし、この「英単語を覚える」という行為ほど、実際、英語学習者を泣かせているものはありません。

よく、単語カードの表と裏に、それぞれ、英単語とその日本語訳を書き込んで、電車の中などで眺めている人を見かけます。

また、書店へ行けば、それこそ星の数ほどに、「英単語集」なる本が売り出されています。

でも、本当に効果的な英単語の学習の仕方というのはなかなかわからない、というのが大方の人の実感なのではないでしょうか。

私自身も英単語では相当に苦労しましたし、今でも、しています。

特に、今は、職場でも自宅へ帰っても、ネイティブ相手に英語で会話をするのが普通であるような生活ですので、毎日、相当数の「?」の単語に出会います。

少しでも事態を改善しなくてはならないと思い、これまで、いろいろな取り組みをしてきました。

そして、ここで、その中でも、現在、最も自分の肌に合っている「英単語の覚え方」をご紹介しようと思います。

まず、その方法そのものを説明し始める前に、一つ、前置きとして心にとどめておいて頂きたいことがあります。

それは、私がここで説明する「英単語の覚え方」は、テストで高得点を挙げるため、というレベルの話ではなく、英語を聞いたり、話したりする際に「使用可能」なレベルの記憶を目指すものである、ということです。

つまり、記憶があいまいな時は少々考える時間が与えられているようなテストの状況とは違い、英語を聞く(話す)時には、そのように考えている時間は"ない"という現実があるのです。

英語コミュニケーション(リスニング)は、記憶も思考も「一瞬」のうちに行わなくてはならないので、時間をかけて英単語の意味を記憶の中に捜し求めている時間は皆無なのです。

ということは、よほど"強く"記憶に定着させないと、そのような状況の中では、いかなる語彙も「つかいこなせる」ようにはならないと言えますね。"うる覚え"では役に立たないのです。

ですから、これから説明していくやり方は、いずれも、"いかにしたら英単語を欲しい時に「一瞬」のうちに記憶の中に見つけることができるか"という観点に基づいています。

よろしければ、ご参考にしてみてください。

2.日本語訳よりも意味の"イメージ"を記憶に定着させること!

中学校や高校で、先生から「単語帳を作りなさい」と言われませんでしたか?  

そして、実際、文房具店に行くと、単語帳用のノートも売っていたりして、誰しも一度は使ったことがあるのではないでしょうか。

そして、その後も、大学ノートの真ん中に線を引いて、左に英単語、右に日本語訳を書きこんで、勉強してきている人は多いですよね。

ところが、問題は、この"トラディショナル"なやり方で、本当に効果が上がっているのか、ということです。

実際に、このようなやり方で確実に語彙を増やすことができた、という人がいれば、私は何の反論もするつもりはありません。

しかし、現実には、私自身も含め、本当に多くの人が、このようなやり方では、それほど効果的に語彙を増やせていない、という事実があると思うのです。 そして、何より、このやり方では、「リスニングの時に、一瞬のうちに記憶から取り出す」ことができるほど、強く記憶に定着させることができないことが多いのです。

そこで、私が辿りついた方法をこれからご紹介しましょう。 それは、一口で言うならば、"ランダム"イメージ連鎖式記憶法、というものです。

この方法を簡単に説明しますと、普通のやり方と同様に、何かわからない単語に出会ったら、まず、辞書を引いて意味を確認し、日本語訳と共にノートに書き出しますが、ここで、ノートの作り方にちょいと工夫を加えてあげるわけです。

具体的には、その調べた単語の語尾を変えて品詞を変化させた語を付け加えてみたり、反意語や同意語、類義語も書き足してみたり、また、時には、その語を含むイディオムなどを書き出したりして、とにかく、その語に"関連する単語"をランダムに書き足していくのです。

また、単語が長いものであれば、接頭辞や接尾辞などをチェックしてみて、日本語訳が「どうしてそうなるのか」ということにも少々、考えをめぐらしてみたりもします。 以下にちょっと例を書いてみましたので、ご参考にしてみてください。

* interfereという語を辞書で引く。→ (日本語訳)妨害する、干渉する

1.同意語、類義語を考える →(妨害する):interrupt, disturb, hamper, prevent (干渉する):intervene, intrude, step in

2.反意語を考える   →(無視する、放任する)ignore, neglect,

3.語尾を変化させる  →interference (名詞形)

4.接頭辞をチェック  → inter- (「間で」という意味があることがわかる)

とこんな具合です。

これは、あくまでも例ですので、いつもいつも必ずしも、1~4のプロセスを全て書く必要もありませんし、これほどの数の単語を書く必要もありません。

ただ、このやり方の本当の目的は、頭の中になるべく幅の広い、大きな"イメージ"の鎖を作ることなのです。

そして、一つの鎖の中に多くの種類の語を入れていくと、その各語がまた、他の鎖の内部の語とつながったりして、それが次第に"イメージの連鎖"となっていく感じなのです。

このイメージの連鎖が"記憶の宇宙"全体にびっしりと張り巡らされていくことで、リスニング時のような「一瞬」の間での、頭の中での語彙の検索が可能になっていくようなのです。

このやり方のコツを一つ書けば、記憶の際には、日本語訳にこだわらないということでしょうか。

例えば、リスニングの際に、interfereという単語が出てきて、咄嗟に「妨害する」という日本語訳が浮かばなかったとしても、「interveneの同意語だな」とか、「ignoreの反対的な意味だな」というように意味をイメージできるようにすることのほうが実践的であると言えるからです。

欠点は、トラディショナルなやり方よりも時間がかかってしまうことですが、ただ、このやり方をすると、より強く記憶されるので、忘れにくいし、使いたい時にも「即座」に使えるというメリットも計り知れません。

そして、次章で書くポイントと併せて行えば、さらに成果を上げることもできるでしょう。

3.常に文脈と共に覚えること。単語は"単独"では登場しない!

さて、前章で述べたランダムイメージ連鎖式記憶法ですが、さらに記憶を確実にし、しかも、実践性の高い語彙を定着させたい人には、もう一つだけ是非やって頂きたいことがあります。  

それは、ランダムイメージ連鎖式記憶法に従って作ったノートに、その語彙を使ったセンテンスを書き加えることです。

センテンスが長くて面倒臭ければ、その語を含む前後5~6語のフレーズ表現だけでも構いません。

なぜ、こんな面倒くさいことをやるのかと言いますと、これもやはり「記憶の宇宙」にイメージの連鎖をより"強く"より広く張り巡らせるためと申し上げざるを得ません。

もっと簡単に言えば、単語が実際にネイティブの口から出る際に、一つの単語だけが単独で使われることはありえませんよね。

つまり、単語が使われる時には、必ずそのための「文脈」というものがあり、その文脈内での単語の意味を捉えることが大切なのであって、一語だけで意味を捉えようとしても、なかなか、「イメージ」が沸かないことが多いのです。 ですから、これは「どうしても覚えておきたい」という単語があれば、是非、センテンス、又は、フレーズをノートに書き加えて、記憶しようとすることをオススメします。

これをやるのとやらないのとでは本当に大違いですから。

下記のSEC式英単語倍増ノート としてまとめたものもあります。是非参考になさってください。

4.発音がわからなくては、リスニングでは元も子もない!

さて、最後に、「(ランダムイメージ連鎖式記憶法+その語を含むセンテンス)に基づくノートの作り方はわかったけど、それを効果的に覚る方法こそ知りたい」という人のためにベストな方法をご紹介しましょう。  

それは、「音読」です。

「な~んだ、結局、それなのか」と落胆している人。そうなんです。残念ながら、「声に出して覚えること」を超えるベターな方法はないんです。

中には「私は書いて覚える方が向いている」という人もいるかもしれません。

確かに、「何度も書く」ことによって覚えるというやり方は、「記憶の定着」ということに対してはかなりの効力を発揮することは間違いないと思います。

ただ、「リスニングのため」ということになると、それだけでは十分ではないといわざるを得ません。

というのは、リスニングというのは、ネイティブから発せられた「発音」を耳が「英語」の語句に変換し、そのうえで、脳に入ってその「意味」が認識される、というようなプロセスだと思うんです。

よって、単語も記憶の段階で、「正確な発音」と共に記憶しなければ、リスニングをする際に、ネイティブが発したある発音が、それに対応する「単語」であることを、認識できないことになってしまいますよね。

これでは、せっかく手間ひまかけて作成した「英単語帳」が何の役にも立たないということになりかねません。

そこで、私は、覚えたい単語は、ノートを作成する時に、必ず、正確な発音も併せてチェックしておくことが大切であると思うのです。

幸いにして、今は、世の中には、非常に便利な「電子辞書」なるものが出回っています。

この電子辞書、優れたモノになると、収録語数のほとんどに非常にクリアーなネイティブの「発音再生機能」がついていますし、また、同意語、類義語、反意語、成句辞典などが付録機能として収録されていることも当たり前になっています。

実際に私も「カシオエクスワード電子辞書 XD-LP8000 (全50辞書搭載+7ヶ国語会話集音声機能付+データ追加機能)私の使っている電子辞書」という電子辞書を使っています。

私がこれを重宝している理由は、全ての英単語・英文の音声が録音されていたことです。

一部例文をネイティブの音声で聞く機能はこれまでもありましたが、収録する全て英文・単語を発音するのは、これが初めてではないでしょうか。

調べて見たところ、どうやらこの電子辞書、インターネットサイトの英語サイトから文章を機器に取り込み、読み上げさせることも可能(日経流通新聞より)とのことでした。

但し、現在、この電子辞書は、在庫がないため、当校ではより進化した電子辞書の「CASIO 電子辞書 Ex-word XD-GT9300 (29コンテンツ, 英語充実系, 6ヶ国語音声読み上げ&英語ネイティブ音声機能, バックライトつきスーパー高精細液晶, トリプル追加機能搭載)より進化した電子辞書」を使ってもらっています。

このような便利な物を活用しない手はありませんね。

そして、正しい発音を確認したらそれを"体"に覚え込ませるために、声を出して音読あるのみなのです。

ただ、どうしても一人で行う音読は好きではない、という人はちょっと工夫をしてみましょう。

例えば、もし、ネイティブの友人や英会話講師がいるのなら、彼らに対して、覚えた単語を何度も使ってみることで、いわば、「対人式音読練習」を行うことができますよね。

また、そういうネイティブの活用できる環境にいない、という人も、自分の友達とか家族の人などに対して、「ちょっと聞いていて」と、覚えている単語を音読してみせればいいのです。

以上が、私自身が辿り着いた、現時点で最も効果的な英単語の覚え方です。

最後に、最近、本屋で、偶然、私自身のこのやり方に非常に近いやり方を紹介している本を見つけ、驚きましたので、それをご紹介しておきますね。

英単語帳を作る時間のない方は、この本で充分だと思います。

私の英単語帳を公開します! 尾崎式の秘密

是非、「ランダムイメージ連鎖式英単語帳+電子辞書+音読」という方法で使える英単語をモノにしましょう。

そして「英単語倍増への道」を進んでいきましょう!!

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