英語リスニング力UPの意外な方法：リスニング力の80パーセントは集中力で決まる

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よく、「英語で喧嘩ができるようになったら本物だ」って言いますよね。

私もいつからか、ネイティブ相手にかなり激しい口論が行えるようになりました。

そして、昨日、ウチのネイティブ講師と、それは、かなり激しい口論をやらかしてしまいました。もう、それは、お互いに、今にも掴みかからんばかりの激しい言い合いになりましたが、その中でおもしろいことに気づきました。

それは、口げんかする時っていうのは、集中力がものすごい高まるんだなって、ことです。

相手がどんなことを言って自分にチャレンジするんだろうって、ものすごい集中してリスニングしているんですね、いつもより、相手の言ってることがはっきり理解できるのが不思議です。

アドレナリンが体中を駆け巡っている状態ってのは、リラックスからはほど遠いはずなんですが、それでも、「変なことを言ったら承知しないぞ」って思いがあるので、相手の言っていることを一言一句聞き漏らさないようにしてやろうって神経が集中しているみたいなんですね。

ですから、集中というのは、必ずしも、リラックスした状態でなくても、できるんだなってことが、改めて、わかりました。

しかし、こうして考えてみると、リスニング力って、集中次第なんですね。

集中がイマヒトツできていない状態だと、TOEICでも英検でも、ものすごく単純な言葉をいとも簡単に聞き逃してしまいますよね。

反対に、昨日の講師との言い合いの時のように、極度に集中が高まっている状態では、普段なら聞き逃してしまうような細かな事までも見事に拾って理解できてしまうものなんですね。

実際、この講師の英語は、受講生の前では、それなりにはっきり話すのでそれほどでもないのですが、私相手だと、とてつもなく聞きにくい「つぶやき英語」なんですね。

だから、いつもなら、聞き取れなくて、Pardon?って言って聞き直さなくてはならないことが本当にしょっちゅうです。

しかし、昨日のファイトばかりは、本当に日本語を聞くのと全く同じように、彼の英語を理解することができてしまったのにはビックリでした。このことは、カミさんとの戦いの際にも、既に何度も体験済みでしたが、昨日は改めて、口げんかがもたらしてくれる「極限の集中状態」の実力を思い知りましたね。

まあ、かと言って、あなたに、ネイティブとの口げんかを勧めているわけでは決してありません。

ポイントは、「口げんか」ではなく、「集中力」ですから。

あなたも、ご自分で、集中力を高めるためのトレーニングを何か見つけてみてはいかがでしょうか？

「口げんか」をそのための一手段であり、私の場合は、今後、ますます、その手段でリスニング力を向上させることができそうです。

あまり、精神的にはよくなさそうですが・・・。また、来週。

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【編集後記～ヒロ水越】

カミさんが、ウチの生徒を何人か連れて、今、オーストラリアに行っています。

先ほども、電話でいろいろと報告を聞いていましたが、電話で英語を聞くって、かなり難しいことですよね。

一説によれば、電話の回線が拾える音の周波数の限界で、ネイティブの英語の発音の高音部を全て音声化することができない、ということも原因であるようです。

そのため、今日も、「何？今、何って言ったの？」って苛立ち混じりに聞き返してしまい、向こうも段々とイライラモードに入ってきて、危うく「口げんか」に発展しそうな気配がありました。

しかし、気分が高揚してくるにつれ、集中力が増してくるみたいなので、皮肉なことに相手の話が聞きやすくなってくるんですね。

「英語を伸ばしたければ怒りましょう！！」なんて言っても、説得力はないでしょうね（笑）

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今英語が苦手な人は、私の英語ができなかった時代のプロフィールを綴った「アメリカ留学体験記」を一読ください。きっと勇気がでますよ！

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私「ヒロ水越」のブログです。TOEICネタだけでなく生徒とのやり取りや、私自身の英語学習に関しても言及していきます。

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