英語リスニング力UPの意外な方法：洋楽の歌詞の聞き取りが難しい理由

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プラダを着た悪魔という映画のサウンドトラックのCDに夫婦共々はまっています。

※プラダを着た悪魔">【プラダを着た悪魔サウンドトラック】

全12曲、収録されているのですが、U2、マドンナ、アラニス・モリセットと、私の好きなアーティストの名曲が含まれていて、聴いていて飽きがこないですね。

カラオケ好きな私としては、この中で2曲ばかり目をつけて、早速、車の中でハミングを開始しました。

自分で言うのも何ですが、もともと、子供の頃より、「音感」は優れているようで、どんな曲を聴いても、大抵は一発で、メロディは記憶することができるんですね。

ところが、洋楽の場合、それだけでは、十分ではありません。

カラオケで披露するレベルには、歌詞の把握が最重要になります。

私は、この洋楽の歌詞の聞き取りが、メチャクチャに苦手なんですね。

昔、10数年前、アメリカへ留学する前に、ある期間、「洋楽を聴きまくって、リスニングを鍛えよう！」って真剣に考えたことがありました。でも、全く、効果があがりませんでした。

どれだけ聴いてみても、音楽は、「言語」としては聞こえてくることはなく、「音楽」のまま、私の耳を通過していったからです。

あれから、時が過ぎて、今では、ネイティブ達との英会話が日常の一部となった現在でも、実は状況はあまり変わっていません。

事実、運転中に、音だけから判断して、歌詞をハミングしていると、横で、カミさんが笑い転げていることがよくあります。私が口ずさむ歌詞の英語が、あまりにデタラメで意味をなしていないために、おかしくてしょうがないみたいなんですね。

どうして、こんなにも、歌詞の聞き取りが難しいのかを、考えてみました。そして、行き着いたのが、「意味を把握していないこと」だったのです。

つまり、歌を聴く時、まずは、メロディから入っていくので、意味は二の次になりますよね。また、歌詞の内容も、まずは、楽曲のメロディありきで、作られるので、それぞれの言葉が、必ずしも論理や筋道を構成しているとは限らず、意味を把握しにくいという問題もあります。

詞（詩）は、響きや印象を重んじる、表現形式なので、表層的な意味は、それこそ、make senseしていないことが多いみたいなのです。

帰国子女でもない私達が、英語のリスニングを、音声だけに頼って、把握していくことは至難の技だと思います。

特に私の場合は、リスニングにおいても、まずは「意味の把握」を心がけているので、話の脈絡とか、言葉と言葉の前後の関係性のような「意味把握のヒント」は不可欠な要素になります。

それが、歌詞のような言葉の配列や、一見した場合のナンセンスさのために、ヒントをキャッチすることができないと、「全くわかりませ～ん」という状況になってしまうようなのです。

このため、私は、これまでも、受講生の皆さんには、「洋楽を聞きまくっても、リスニングは全く伸びることはありません」と力説してきました。

それでも、名曲を聴く自由を奪うつもりもありませんし、また、奪われたくもありませんので、これからも洋楽を聴くことはやめるつもりはありませんが。

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【編集後記～ヒロ水越】

花粉症がピークです。

眼がかゆい、鼻がかゆい、喉もかゆい、そして、しまいには、顔全体がかゆくなり、頭までかゆくなってきてしまう。

叫びたくなります。杉の木を抹殺しよう～～～～！！！ちなみに私の家は、杉の森が風上にあるという、花粉症発症希望者には最高のロケーションにあります。

冬の寒さは和らいできて、嬉しい限りですが、毎日の好天を手放しでは喜べない私なのです。また、次回！

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