リスニング力UPの意外な方法:英語理解スピードを高める実践練習メソッド大公開!

リスニング力UPの意外な方法:英語理解スピードを高める実践練習メソッド大公開!【SEC英会話スクール】三重県桑名市筒尾1-13-29

英語リスニング力UPの意外な方法のバックナンバー

理解スピードをネイティブレベルにまで高めるSECメソッド練習 No.31

【当メルマガでお伝えしていくSEC式メソッドとは?】

理解スピードを養成するベストメソッド リスニング力は、「聞き取り能力」を高めるだけでは、思うようには進 歩してくれませんね。

このことをすでに体感して理解している人には当 メルマガでご紹介していく当校のメソッドをお試し頂きたいと思います。

当校のメソッドでは、英語をネイティブが「話す時の速度」に負けない くらいのスピードでどんな英語も理解することができるようになることをめざします。

【SEC式メソッド練習法の基本概念】

※英語をネイティブが話す時の速度で理解できるようにする。

そんなスピードを養成するために不可欠なのは、何をおいてもまずは、英語独特 の「語順」に慣れることです。

そのためのベストメソッドとして、「英語を実際に組み立ててみる(英作文)」ことが最も効果的であることが わかりました。

ただし、英作文練習といっても、大学受験などで行った ような神経を消耗させるような難解で時間がかかるものでは逆効果にな ってしまいます。

そこで、考案されたのが、このSEC式和文英訳の練習法 です。


こんにちは。SEC英会話のヒロ水越です。

私達の英語の学習の仕方って、中高校生の頃より、アンバランスに「視覚」に 頼って行ってきたところがあります。

テストでも、ペーパーテストがほとんどで、しかも、その内容も、プリント された英文を読んで解答するというように、「視覚」的な行為が大部分を占める ものでしたよね。

日本人が英語リスニングを苦手とする理由の大部分が、実は、ここにあると 私は思います。

日本語は、「視覚言語」と言われ、文字を「目」で見て、意味が浮ぶような 成り立ちの言語なのですね。

それに対して、英語は、「音声言語」なのだそうで、文字を目で見ていても、 意味を浮かべることはできない代わりに、音と意味の間により大きな相関関係が ある言語だと言われています。

その証拠と言ってはなんですが、アメリカには今でも移民や有色人種の住民には 英語を読めないけど、「聞ける」し「話せる」という人がたくさんいるのです。

このポイントを、日本の英語教育では、見落としてきたところがあるのだと思います。 つまり、英語を習う過程において、文字よりも「音声」を優先させて取り組むことの 重要性が認識されるべきでした。 そのためには、中学の段階で、ちょっとしたスペルミスをした程度で、大幅な減点を するべきではないはずです。

それよりも、私達の中で、英語の「音声」を聞いて、意味が浮ぶような、両者をリンク させるような授業なり学習法なりがもっと奨励されるべきでした。

× 音を聞く → 英語の文字を確認する → 意味がわかる

○ 音を聞く → 意味が浮ぶ

これを可能にしてくれる方法の代表格が、「音読」なのです。 英語のエキスパートと呼ばれる人達で、音読を学習法の中から除外してきたような 人はいません。

そのため、私達のSECメソッドでも、例外なく、音読練習は最も重要な練習の柱 になっているのです。

では、今日も、「英語の理解スピードを高める練習」としてのベストメソッド、 SECメソッドの練習をしましょう!

【SEC式メソッド練習プロセス1:英訳のルーティンプロセス】

ステップ1

和文を見て、英訳する際に英文の「エンジン」となる部分を見極め、その他の「構成パーツ」と分別する。

※エンジンとは・・・英文の主語と述語動詞(S と V)を含む、英文の中で骨組みとなる箇所。いわゆる 文型を指す。SECメソッドでは主に第1,2,3文型を中心にエンジンと呼び、下記のような記号で表す。

【文のエンジン記号】    

第1文型・・S →  (S+V)

第2文型・・S = C (S+V+C)

第3文型・・S → O (S+V+O)

※構成パーツとは・・英文からエンジンを取り除いた部分を指す。そして構成パーツは主要パーツの4つ+その他から構成される。

【構成パーツの種類】

前・・前置詞句

/in the park, next to the bank ,etc.

to・・to不定詞句

/to buy a book, to see my mother off ,etc.

分・・分詞(現在、過去)句

/written in English, sleeping in the car ,etc.

関・・関係代名詞(副詞)句、接

/who found the diary under the table ,etc.

その他・・その他の用法

ステップ2

和文に対応する語彙表現の確認

ステップ3(模範解答)

実際に、「エンジン」と「構成パーツ」とを組み合わせ、ステップ2の語彙表現を用いて、英文を完成させる。

【SECメソッド練習プロセス2:英文のフレームを考えながら音読】

模範解答の英文のキーとなる語句のところを(   )に置き換えて あるので、その中に入る語句を考えながら、音読をする。

また、音読の 際には、/(スラッシュ)で区切った箇所で、意味の区切り、英文の構成の 区切りがあることを注意するようにしてみてください。

※音読は最低、1センテンスにつき、10回は行うようにしてください。

【本日の課題日本文】

1.平均的な男性は、生涯で2万回も顔をそり、それは鏡の前に合計で 3000時間いることになる。

2.生涯を通して、ある平均的な男性は、約8メートルもの顔の毛を処理 することになる。

【ステップ1:英文のエンジンと構成パーツを見分ける!】

(課題1について)

*エンジン →  The average man(S) = 平均的な男性は

  shaves 20,000 times (V)= 2万回剃る

*構成パーツ1 → 生涯のうちに

*構成パーツ2 → それは、合計3000時間である

*構成パーツ3 → 鏡の前で

(課題2について)

*エンジン →  an average man(S) = 平均的な男性は

removes (V) = 処理する

*構成パーツ1 → 約8メートルもの顔の毛を

*構成パーツ2 → 彼の生涯を通して

【ステップ2:和文に対応する語彙表現の確認】

(課題1について)  

平均の  → average

一生、生涯→ lifetime

(課題2について)

顔の   → facial

【ステップ3:模範解答】

(課題1について)

The average man shaves 20,000 times in a lifetime, which is a total of 3,000 hours in front of the mirror.

(課題2について)

Over his lifetime, an average man removes about eight meters of facial fair.

【SECメソッド練習プロセス2:英文のフレームを考えながら音読】

日本語 → 英語 / 日本語 → 英語 / 日本語 → .......... の ように書かれている模範解答の英文を音読してもらいます。

音読の際には、日本語を見て、英語を考え、(   )の中に、実際に 語句を挿入しながら、音読していってください。

また、スラッシュ( / )の部分で、息継ぎをするようにして、リズムを 整えながら音読すると、リズム良く音読できます。

(課題1について)

平均的な男性は2万回顔を剃る→ The (3語) 20,000 times / 生涯のうちに→ in a life time / それは合計3,000時間である→, which is (3語) 3,000 hours / 鏡の前で→ (3語) the mirror.

(課題2について)

彼の生涯を通して→ (3語), / 平均的な男性は処理する→ an (3語) / 約8メートルの顔を毛を→ about eight meters of (2語)

 

この音読を、各文につき、最低、10回ずつは行ってください。

音読を行う時、ネイティブが話す速度で、英語を口にすることができるようになり、 かつ、そのニュアンスが頭の中にしっかりと捉えられるようになれば、 「英語を英語のまま理解している」状態と言えるのです。

本日の練習はここまでです。 これからも頑張ってください。

【PR】

英語の理解スピードを高める講座:【英語筋力増!教材】通信講座

講座内容:独自のアクティブリスニングトレーニングを用いて、 訳し上げ英語を理解する、日本人の英語を聴く際の悪い癖を矯正し、 英語を英語のまますばやく理解する「英語即解脳」を養成する講座。

疑問点はスカイプ・電話での無料レッスンで講師の解説を受講できます。


【編集後記~ヒロ水越】

先日、ニューズウィーク誌の「子育て特集号」の記事を読んでいて、 面白い話を見つけました。

赤ちゃんというのは、生まれてから月齢9ヶ月までの間に、近似性が 全くない2つの言語を始終聞かせることで、その両方をごく自然に 聞き分けられるような能力が備わっているというものです。

例えば、ウチの場合、妻はオーストラリア人で専ら英語を、そして、 私は日本人なので子供に対してはほとんど日本語で話しかけています。

日本語と英語は、言語学的に見て、極めて近似性の少ない言語である ことは間違いないようです。

これら二つの全く異なる言語を、ウチの息子は齢わずかに7ヶ月半に して、すでに、聞き分けることができているというわけです。

ちなみに、赤ん坊が言語を聞き分ける時には、「耳」ばかりで なく、話者の「眉毛」や「口」の動きなどの「視覚情報」にも 大きく頼っているそうです。 真のバイリンガルって、こういうふうにして、作られていたのですね。


公式サイト【英語リスニング力UPの意外な方法!!】

主な内容:リスニング力を3ヶ月で伸ばさなければならない人のために いろいろな角度からリスニング力の養成法について掲載。

今英語が苦手な人は、私の英語ができなかった時代のプロフィールを 綴った「アメリカ留学体験記」を一読ください。きっと勇気がでますよ!

SEC式英語教材【英語筋力増!教材】

教材構成:独自のアクティブリスニングトレーニングを用いて、 訳し上げ英語を理解する、日本人の英語を聴く際の悪い癖を矯正し、 英語を英語のまますばやく理解する「英語即解脳」を養成する教材。

ブログ【UncleヒロのSunshineな英語講師美味生活】

私「ヒロ水越」のブログです。TOEICネタだけでなく 生徒とのやり取りや、私自身の英語学習に関しても 言及していきます。

「SEC英語スピーキング教室 スタッフのブログ」

当校専任講師のトシ後藤のブログです。 英語ネタから日々の暮らしまで掲載中です。


ご意見・ご感想など : sp-order@se-c.com

発行責任者 : SEC英語スピーキング教室代表 ヒロ

編集責任者 : SEC英語スピーキング教室代表 ヒロ

コンテンツ協力者: SEC英語スピーキング教室講師 トシ後藤/レイチェル/カレン

Copyright (C) SEC英語スピーキング教室 All Rights Reserved ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡