英語リスニング力UPの意外な方法のバックナンバー
英語センスゼロからの出発!!
スピーキング練習で英語が英語のまま理解できるようになるまで
今回は、私が「英語センスがない状態から、英会話スクールを主宰し、英 語教材まで作成できるようになった」そのバックグランドや行ってきてトレ ーニングについて簡単に触れています。体験記としてお楽しみください!
1.「必ず英語は誰でも喋れるようになる」と思って作り始めた!!入魂の 教材作成秘話
今から10数年前、英語が全然出来なかった頃、英語が話せる人が羨ましく て羨ましくて仕方がありませんでした。
何を言っているのか「片言」も聞き取れない私の隣で、爽やかな笑顔と共 に、歯切れ良く、会話を弾ませていくあの「憧れの人」。
あれから、年月は流れて、今の私はうちの受講生にとって「憧れの人」か どうかはわかりませんが、少なくとも、英会話で苦労する、ということはな くなりました。
それから、昨年、編集後記でおなじみのタカさんから、「教材を作りませ んか」と話を持ちかけられるまで、あの頃のヘタクソだった時代の自分をす っかり忘れていたんです。
英会話スクールを立ち上げてから7年。最初は、自分が大切だと思ったこ とを中心に、昔の自分みたいに「英語を話せるようになりたい」と願う受講 生の皆さんのお役に立ちたいと思っていました。
それが、いつの間にか、英語講師として、TESOL(英語を母国語としない 学習者のための英語教授法)やESL(第二国語としての教育法)などの講習 会や勉強を重ねていくうちにすっかり「専門知識の虜」みたいになってしま いました。
そして、気づくと、うちのスクールの多くの英会話コースは私のコントロ ールから大きく離れてしまい、すっかり、ネイティブ講師達のカラーに染ま ってしまっていたのでした(別にそれが悪いというわけではありませんが) 。
私が教材の制作を決断したのは、何よりも、「ヘタクソだった自分が今日 このように英語を話せるようになった」いくつかの秘訣を、本音で学習者に ご紹介したい、との思いが強まったからです。
そこで、私は、タカさんに「よし、スピーキング教材で行こう!」って合 図を送ったのでした。
2.相棒の言葉で目が覚めた!!
実はタカさんから電話をもらった頃は、うちのスクールは大揺れに揺れて いました。
というのは、立ち上げから主任講師としてうちのスクールの全てのコース のカリキュラムを監修してきたオーストラリアの講師が突如、日本を離れな くてはならなくなったからです。
そして、当然、新しい講師を雇う必要性が生じましたが、そこで、私は、 あることを決断したのでした。
それは、知らぬ間に自分の「手元」を離れてしまったウチの指導法やカリ キュラムをもう一度、自分の「原点」の状態に引き戻そうということでした 。
原点、すなわち、自分がスクールを立ち上げたあの頃の、 「世の中のやり方じゃあダメだ!みんなオレのやり方をすれば、 絶対に話せるようになるのに!」 という青臭いくらいに強い思いです。
そんな思いがあって、大変な作業になるという予感はあっても、今回の教 材の制作を決断することになったのです。
「技術的な面は全て僕がカバーするので、教材の構成だけ考えてくれれば いいんです」とタカさんが言ってくれて、自分の中ではGOが出ました。
しかし、実際、情熱だけはたっぷりあっても、いざ、やるとなると、どこ から手をつけたらいいのかわかりません。
そうすると、彼は次にように言ったんですね。 「水越さんが伸びないと言って苦労していた頃のことを思い出して欲しい んです。」 これで完全に目が覚めました。
教材作りに対してばかりでなく、スクールでの舵取り、カリキュラム内容 、指導方針に至るまで、完全にポリシーがクリアーになったのです。
そうして、私達の「スピーキング教材作り」が開始したのです。
3. 英語筋力増!教材が「リスニング教材」に転換した理由は?
さて、そのように「スピーキング教材」として、制作が開始された私達の 自家製教材「英語筋力増!教材」ですが、これがどのように、今日のように 「リスニング教材」として販売されるようになったのでしょうか?
これを説明しようとすることは、実は、リスニング力の養成のメカニズム を語ることになるでしょう。
詳しくは、ホームページ上にたっぷりと書きましたが、ここでは、ごくか いつまんで説明をしたいと思います。
私がこの教材で強調したポイントは実は自分自身のある原初体験が元にな っていることなのです。
それは、自分自身がある時期大幅にリスニング力を向上させた時に、実は まったくリスニング対策用の取り組みを行わなかった、という事実です。
私は実は、スピーキングだけに絞って、ある期間(6~7ヶ月間くらい) 、そのための取り組みだけを相当に工夫していた時期がありました。
そして、最終的にとても有効な方法に辿り着いたのですが、そこで思いが けず、リスニングがものすごい向上してしまっていたのです。
“スピーキングの上達をめざし、リスニングも伸ばす。”
別に意図してやったことじゃないんですけど、今となっては、それは、し ごく明白なメカニズムであると言え、英語筋力増!教材の構成の核となりま した。
つまり、スピーキングもリスニングも、“英語と日本語の構造(語順)の 違い”を深く認識できるか否かで、その上達が決まってくるということなん です。
もし、それを深く認識できれば、英語を話す時にも聞く時にも、日本語が 邪魔をすることなく、ターゲットとする英文の構造を素早く把握することが できるようになるのです。
後になって、私達は、日本には、どちらかと言えば、リスニングの正しい 練習法を知らずに長い間伸び悩む学習者達が多いことに気づいたため、この 英語筋力増!教材を「リスニング教材」として販売することに決めました。
もちろん、リスニング教材になったからといって、本来の「スピーキング 力養成のための効力」そのものが消えてしまったわけではありません。
というか、上述しましたように、当教材を通して、身につけて頂ける能力 というのは、「英語の構造に精通すること」であり、その結果として、リス ニングの際には素早く意味を把握できるようになり、また、スピーキングで は英文の組み立てを素早く行えるようになるのです。
ご興味があったら、是非、私達のホームページをご確認ください!
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講座内容:独自のアクティブリスニングトレーニングを用いて、 訳し上げ英語を理解する、日本人の英語を聴く際の悪い癖を矯正し、 英語を英語のまますばやく理解する「英語即解脳」を養成する講座。
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【編集後記~ヒロ水越】
ちょっと一見おふざけ気味の名前ですよね。
確かにタカさんも私も、性格的におふざけが嫌いではない性質なので、ま ったくおふざけが無かったと言えば、嘘になりますね。
でも、この名前には結構、真剣なメッセージも込めてあったりもするので すよ。
それは、「日々の練習を継続して、英語の上達に必要な“筋力”を増強す る」というものです。
なんだ、そのまんまじゃないか、というお声も聞こえ てきそうですが、でも、これがなかなかできないんじゃあありませんか、皆 さん!
自画自賛ですが、絶対に役に立つ内容になっていると思います。是非、ご 覧下さいね。
主な内容:リスニング力を3ヶ月で伸ばさなければならない人のために いろいろな角度からリスニング力の養成法について掲載。
今英語が苦手な人は、私の英語ができなかった時代のプロフィールを 綴った「アメリカ留学体験記」を一読ください。きっと勇気がでますよ!
教材構成:独自のアクティブリスニングトレーニングを用いて、 訳し上げ英語を理解する、日本人の英語を聴く際の悪い癖を矯正し、 英語を英語のまますばやく理解する「英語即解脳」を養成する教材。
■ブログ【UncleヒロのSunshineな英語講師美味生活】
私「ヒロ水越」のブログです。TOEICネタだけでなく 生徒とのやり取りや、私自身の英語学習に関しても 言及していきます。
当校専任講師のトシ後藤のブログです。 英語ネタから日々の暮らしまで掲載中です。
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