英語リスニング力UPの意外な方法のバックナンバー
TOEIC・英検のリスニングに効果的な英単語の覚え方!
この記憶法なら忘れない・即座に意味が浮かぶ!
リスニングで、英単語の意味がわからないと....。
「???????????????????????」 もうお手上げですよね。
しかも、ネイティブの英語は、容赦なく猛スピードで展開していくものです ので、「聞いたことがある単語だけど、なんだったっけ?」って考えている 暇もありません。
まさに聞いた瞬間に、コンマ何秒かのうちに、その英単語の意味がわからな ければ、もう“アウト!”なのです。
TOEICや英検準1級、1級のリスニング問題には、ネイティブの1~2分のショ ートトーク(とは言うもののかなりの長さの話が多いですね)を聞き取って 、解答する問題が相当の配点を占めていますね。
このショートトークでは、話される英文の分量が多いため、そのぶんだけ、 登場してくる英単語の数も当然多くなります。
そして、1つ、また、1つ、と「?」の英単語が登場して来るたびに、その単 語の意味に意識が残ってしまい、結局、ネイティブの話の展開についていけ なくなってしまう、という状態に陥る人がよくいるのです。
ウチのスクールの生徒さんからもよく、「英単語を覚える理想的な方法を教 えて欲しい」と頼まれます。
いったん覚えたら、絶対に忘れないような、しかも、TOEICや英検のような 猛スピードで話されるリスニングテストの中で、素早くその意味を取ること ができるような、そんなウマイ方法はないでしょうか? そこで、今日は、ウマイかマズイかはわかりませんが、今のところ、私がベ ストと信じている方法をご紹介したいと思います。
「寝てても覚わる」というわけにはいきませんが、このやり方は、上記の理 想に相当に近いものであり、既に、当校の受講生の中にもかなり効果が上が っている方法です。
あなたの学習にもお役立てください。
1.和訳に頼らず、英単語の意味を把握
英単語が足りないと考えている人へ、まずはオススメは、英字新聞を読むこ とです。
英字新聞には、国内外の時事問題はもとより、政治、経済、科学、文化、流 行に至るまで、日常生活で自分達が係わる可能性のある、あらゆる分野の情 報が英語で書かれているわけです。
そこに登場してくる語彙を片っ端からインプットするようにしておけば、 TOEICだろうと、英検だろうと、怖いものはなくなるはずです。
が、問題は、「覚えたつもりでもすぐに忘れてしまう」ことであり、「覚え たつもりでも、いざという時に、出てこない」ことですよね。
そこで、私がススメル方法は以下のやり方です。
4つのステップから成り立 っていますが、まずは、最初の2つのステップを書きましょう。
ステップ1
①まずは、どんなものでもいいので、ノートを用意します(大学ノートで構いません)。
② そこに英字新聞などでわからない単語を記入します。
③ そこで、辞書を引くわけですが、辞書は類義語辞典だけを用意します。
④ 類義語辞典の中から、すでに意味の知っている同意、類義語だけを一つ、 二つ、ノートに書き写します。
⑤次にわかれば、反意語も書きます。
ステップ2
①次に、出来れば、英単語の接頭辞、接尾辞に下線を引きます。
②単語から接頭辞、接尾辞を取り除いた形(語幹)の意味を考えます。
③さらに、接尾辞の形を変えて、品詞を変えたものを2~3、書いてみます(わからなければ1つの品詞だけでもいい)。
以上が、まずは、最初の2ステップです。
これらの全てのプロセスを通じて、おそらく、あなたは、英単語の意味を英 和辞書で調べるよりもさらにしっかりと把握することができるはずです。
第一、英単語を和訳と共に覚えるやり方では、いざという時に、日本語に直 さないと意味が理解できなくなり、これは不便だし、時間もかかり実践的と は言えません。
ステップ1のプロセスを通して、まずは、英単語の意味をすでに自分が知っ ている単語に関連づけることで把握します。 類義語辞典が最適ですが、今は、電子辞書なら大抵、この機能がついている はずなので、そんなに大変な話ではありません。
また、ステップ2のプロセスでは、英単語を、接頭辞、語幹、接尾辞に分解 することで、その単語の成り立ち、語源などを実感してみるのです。
こうすることで、それまで、まったくヨソヨソしかった単語の顔が、やけに 「親しみ」を帯びたものに見えてくるはずです。
ところで、ここまで読んできて、「1つの単語を覚えるのに、これだけの時 間と手間をかけるの?」と驚いている人もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、ちょっと考えてみて頂きたいのです。 「覚えられない」と嘆くその英単語と、あなたは今まで、どれくらいの時間 を共に過しましたか? 辞書を引いても、せいぜい数十秒、単語帳を眺めても、これまた、せいぜい 十数秒、あとはブツブツと口の中で唱えて、覚えたつもりになって、はい、 オシマイ、ってなっていませんか? このやり方は、確かに、時間がかかるかもしれませんが、一つの英単語を上 記の合計8つのプロセスでじっくりと吟味・分析・調査することで、「強い 印象」をその単語に植え付けることができます。
ちょうど、人の顔と名前を覚えるのと同じような感じですね。長時間、過し て、身の上話を聞いたり、趣味や仕事や将来の夢まで、多くの情報を知った 相手のことはなかなか忘れませんよね。
2.英作文とイメージ図で英単語を深く記憶
ステップ3
さて、次は3つ目のステップです。 この3つ目のステップは、覚えたい英単語の意味を強くイメージ化するためのプロセスです。
それに有効なのが、まずは、その単語を使って、英作文を行うことです。
英作文は、どんな内容でもいいのですが、できれば、より強く印象づけるために、自分や自分の好き嫌いにまつわる内容で書くのがいいですね。
そして、さらに、ノートの余白に、その単語の意味をイメージ化した図、又は、絵を描くのです。
ここまで来れば、あなたの中には、まず、相当に深いイメージがその単語に対して、貼り付いているはずです。
しかも、そのイメージには、類義語、同意語、反意語、語源、品詞変化させたもの、までの情報が連鎖的につながっていますので、これは、もう、忘れようとしても、忘れられないくらいの強い記憶になるのです。
3.仕上げは音読で!
さて、以上の3つのステップで、ほぼ、単語の記憶は完了したのですが、仕上げにもう一つだけやっておきたいことがあります。 音読です。 これをやるのとやらないのとでは、リスニングに対して大きな違いが出てきます。 音読を通して、覚えたい英単語の「発音」と「意味のイメージ」が直接につながってくるからです。
音読をしっかりとこなしておくことで、ネイティブの発音を聞いた瞬間に、頭の中でその単語のニュアンスがすばやく把握できるようになるのです。
さて、ここまでが、私流の「忘れない」、そして、「リスニングで使える」英単語記憶法でした。
さて、そうやって、英単語の語彙数を増やしていくことができれは、同時に、英文の構造や組み立て、語順のような、構文・文法的なルールにも慣れていきたいものですね。
(語彙+構造の理解)=無敵のリスニング力 この公式の意味は、私達の公式ウェブサイトをご覧いただければ、ご理解して頂けると思います。 英語リスニング力UPの意外な方法!! 是非、ご覧ください。
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【編集後記~ヒロ水越】
夏もそろそろ終盤って感じになってきました。
ところで、私は、大学受験生を今年は5名、教えています。
彼らにとって、夏の終わりは、そのまま、いよいよ、受験勉強もラストスパ ートへ突入することを意味しているようで、皆、一様に顔つきも引き締まっ てきたようです。
今回のメルマガの内容もそうですが、この時期になると、彼らから「どうや って単語を覚えたらいいの?」って質問が集中します。
皆、秘密兵器になるような「魔法的に効果的な参考書」を教えてくれ、と鼻 息荒く、詰め寄ってきます。
私は、「そんなものはないよ」と言って、ここに書いた内容を彼らに伝える ことにしています。
「早速やってみます」と言う子もいれば、「そんな時間はかけてられないよ 」とあきらめ顔の子もいました。
皆さんの健闘をお祈りして止みません。
ちなみに先週のクイズの正解は、以下の通りです。
ご応募ありがとうござい ました。
Bugger-off は「出て行け、あっちへ行け」というような意味でした。 今週の問題は少々やさしくしました。
奮ってご応募ください。(この記事は過去メルマガの再掲載ですので、応募期間は終了しております)
問題: grub (アメリカ表現です)=?
答えはこちらをご確認ください。
主な内容:リスニング力を3ヶ月で伸ばさなければならない人のために いろいろな角度からリスニング力の養成法について掲載。
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■ブログ【UncleヒロのSunshineな英語講師美味生活】
私「ヒロ水越」のブログです。TOEICネタだけでなく 生徒とのやり取りや、私自身の英語学習に関しても 言及していきます。
当校専任講師のトシ後藤のブログです。 英語ネタから日々の暮らしまで掲載中です。
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